Jenkinsを導入しようと思い立ち,チャレンジ.
最近のツールはインストーラも用意されていて,良くできていて,便利過ぎて困る.

一応,想定していた環境は実現できた.
MacOSXでVMWareを走らせて,WindowsとUbuntuとMacのJenkinsを走らせられる.

ハマったところを書く.

(1)Jenkisが勝手にプロキシ設定しやがる

これがかなりハマった.
あるgitの鯖はプロキシ外で,あるsvnの鯖はプロキシ内で・・・みたいな設定をしたいのだが,Jenkinsが勝手にプロキシとネットワークを検索して,設定してくれた結果,どうやっても,svnをプロキシなしでアクセス出来ない.
仕方がないから,
 1.ネットワークをオフにして
 2.Jenkinsのプロセスを起動
 3.ネットワークをオン
っていうアホみたいなやり方で回避.
プロキシを刺す方法は色々あるんだけど,回避する方法がなくて・・・・.わけわからん.

(2)VMWareのリダイレクト?

仮想マシンのネットワークをNATにすると,IPもひとつで済むので便利だが,VMWareを走らせている仮想マシンのホストからしかアクセスできない.
そこで,VMWareを設定すると,外部からの特定のポートへのアクセスをVMWareの仮想マシンへリダイレクトできる仕組みを使う.
この設定ファイルがくせ者でどうやらバージョンによってパスがあっちこっち変わっているっぽい.
VMWare Fusion 5.0だと,

/Library/Preferences/VMware Fusion

に色々設定ファイルがある.vmnet8がNATのインタフェースらしいので,そのフォルダにあるnat.confにリダイレクトを追記する.
nat.confの最後の方にサンプルがある.

[incomingtcp]
# Use these with care - anyone can enter into your VM through these...
# The format and example are as follows:
# = :
#8080 = 172.16.3.128:80
8001=172.16.3.129:8080

とかやると,hostのIPの8001ポートに来たアクセスは,仮想マシンの172.16.3.129:8080にリダイレクトされる.
元ファイルのバックアップをとることを忘れずに.
編集後,以下のパスにあるスクリプトをsudoで実行すれば,サーバが再起動して,設定が有効になる.はず.
これで仮想マシン上で動作するJenkinsに他のホストからアクセスできるようになる.はず.

/Applications/VMware\ Fusion.app/Contents/Library/services.sh --stop
/Applications/VMware\ Fusion.app/Contents/Library/services.sh --start