iOS Hacker's Handbook

洋書でしたが,久々のスマッシュヒットと呼ぶべき本だった.
どれくらいスマッシュヒットかと言うと,難しすぎて,後半全然イミフ.昔,偉い先生が言ったのさ,「よい本とは難しくて読めないけど,読むための勉強を促す本.」

正直,概要のところと,まとめくらいしか,まともに読めてないけど,私のような弱プログラマには知識の洪水.
ちなみにプログラミングの本だと思って読むと,死ぬよ.章立て見ようね.

Amazonより抜粋.

Chapter 1 iOS Security Basics 1
Chapter 2 iOS in the Enterprise 15
Chapter 3 Encryption 47
Chapter 4 Code Signing and Memory Protections 69
Chapter 5 Sandboxing 107
Chapter 6 Fuzzing iOS Applications 139
Chapter 7 Exploitation 185
Chapter 8 Return-Oriented Programming 219
Chapter 9 Kernel Debugging and Exploitation 249
Chapter 10 Jailbreaking 297
Chapter 11 Baseband Attacks 327

おわかりいただけました?ガチのiOS向けセキュリティ本です.いきなり懐かしいTIFF Exploitとかから解説が始まります.
メモリリークとか,二重開放しちゃうと,クラッカー達が待ち受けてます.
MobileSafariのJITコンパイラやばいです.任意のライブラリを動的ロードできちゃいます.
4桁の数字の暗号なら,USBでMacにつなげば,数十分でクラックされます・・・・

と,まさにクラクラする内容.

とりあえず,読んどけ!KindleやiPadを持ってるなら,Kindle Storeから買って読んだ方が安いよ.

他人にiPhone貸せなくなるよーーーーーーー.