MiFiレポート
今回のWWDC遠征では,巷で噂のMiFiをglobaldataからレンタルしました.MiFiは,海外版どこでもWiFiで,なかなかの優れものです.
その使用感をレポートしたいと思います.
・備品
ここからがまずポイント.デフォルトで付属品は,マイクロUSB<->電源アダプタのみとなっています.
MiFiは満充電で4時間使用できるとされている.つまり,もうちょっと使用したい場合は,何かしらサブでバッテリを用意する必要があります.
日本なら,おそらくどのGeekも持っているであろう?エネループのUSBブースターがサブバッテリの選択肢の一つだと思います.
しかし,そこに罠があるのです.MiFiのUSBポートは,マイクロUSB!
このマイクロUSBは,日本人にはなじみが薄いものです.
しかし,世界的には携帯電話の電源ケーブルは,このマイクロUSBに統一しようという流れになっているらしく,nexus oneとかもこのコネクタを使っています.
日本では,USB Bポートがモバイル向けには一般的だが,それは使えないのです.
また,MiFiを直接PCにさすとデバイスモードになってしまい,WiFiはつかません.
※対策
USB<->マイクロUSBのケーブルを買う.
globaldataさんに電話して,同梱の電源アダプタをUSB<->マイクロUSBに変更してもらう.
(しかし,これは2日前までに連絡しないとダメ)
ということになる.ここは,出発してから,気付くと偉いことになるので,要注意です.
・通信速度
SFは,3G回線が混んでいて使えないって聞いていましたが,そこそこです.
You tubeをストリーミングで見るのはつらいですが,iPhoneで検索,Mapアプリで地図を見るレベルなら十分です.
・料金
アメリカのホテルだと,インターネット接続が有料のところが多く,1日1000円くらいします.
MiFiだと,1日1500円.
モバイルで使える利便性を考えると,料金はそれほど高くないと考えます.
・バッテリ
4時間くらいは持ちます.確かに.
ただ,4時間以上使いたいときは,何かしら,予備電力源が必要になります.
日本だとエネループでしょうか.
エネループのスティックブースターだと,電力が足りないので,バッテリが0になってから,ブースターをさしても使えません.
長く使いそうなときは,数時間たったら,エネループをつなぐ方がいいでしょう.
HyperMacみたいな供給電力の大きいものだと大丈夫なようです.
・熱暴走
使っている,びっくりするほど,熱くなります.
出先ではどうしようもないですが,ホテルでずっと使っていると,なんか動作がおかしくなったことがあったので,熱対策をしてみました.
※ネタレベル〜氷
とりあえず,コップに氷水を入れて,MiFiの上に置いてみる(防水対策はしてますよ).
防水対策してても,ちょっと水が心配なのとメンテがだるい.
でも効果てきめん.
※実用レベル
@fladdictさんのアイデア.ホテルの窓枠をヒートシンク代わりにする方法.
これ以外に効果あり.昼間は窓枠が日光で温かくなるのでダメだけど,夜間なら完璧.
というわけでした.
海外に出張される方は是非とも参考にしてください.