iPhone 2.0, iPhone SDK, and iPhone Apps FAQ - MacRumors - iPhoneより抜粋．奇麗にまとまっていました．
※iPhoneのファームウェア2.0って何？いつアプリケーションやエンタープライズ向けの機能が使えるようになるの？
iPhoneのファームウェアの2.0は，iPhoneの次期バージョン．それは，エンタープライズ向けの機能やiPhone SDKやSDKで作られたアプリケーションをサポートする予定だ．
一般的なユーザは，６月後半にiPhoneのファームウェア2.0をダウンロードできるようになる予定．そして，そのときからiTunes storeでiPhone向けのアプリケーションを購入できるようになる．だから，向こう４ヶ月，iPhoneは，昨日とまったく同じ状態というわけさ．
※SDKって何だ？ダウンロードした方がいい？
SDKは，Software Development Kitの略だ．もし，開発者，あるいは開発をしたいという人でもない限りダウンロードする必要性はない．SDKは，ソフトウェア開発用のプログラムのことだ．
※けど，SDKをダウンロードできるということは，ファームウェア2.0も手に入るんじゃないの？
違う．Appleが提供するフリーのSDKは，iPhoneのシミュレータ上で動くソースコードを書くためのツールとして提供されている．iPhoneのシミュレータは，Mac上で動作し，iPhoneように見えるし，動作するMacOSXのアプリケーションだ．
エンタープライズ向けと何人かの選ばれた開発者のために，iPhoneのファームウェア2.0上でアプリケーションをテストするためのbeta programが提供されている．もし，これらのプログラムに参加するなら，先行してiPhoneのファームウェア2.0を手に入れることができる．もししないなら，6月まで待つことになる．
※iPhoneのアプリケーションの値段はどのくらいになりそう？
個々の開発者は，iTunes storeを通して，iPhoneのアプリケーションの価格を決めることができる．だから，どんな価格でもつけられるし，フリーウェアも提供することができる．
※iPhoneのアプリケーションを作りたい．どれくらいお金がかかるの？
SDKは，アップルからタダでダウンロードできる．SDKを使って，iPhoneのアプリケーションのソースコードの書き方やシミュレータ上でのテストを行うことができる．
しかし，作ったアプリケーションを他の人に配ったり，自分のiPhoneにインストールしたりしたい場合は，$99/年を支払って，アップルのiPhone開発者として登録する必要がある．一度，登録すると，アップルの認可を受けている間は，自分のiPhoneにアプリケーションをインストールしたり，iTunes Storeで配布したりすることができる．
$99/年の開発者プログラムは，最初は，限られた開発者にだけ提供されるようです．もし，幸運にもあなたが選ばれたなら，以下のような特典が得られるでしょう．
- 公開前のiPhoneのソフトウェアを使える
- 技術的なサポート
- iPhoneでテストするためのコードをもらえる
- 新しいApp Storeを通して，アプリケーションを配布できる
開発者プログラムは，当然，6月近辺に開始されるだろう．
※けど，SDKをダウンロードできるってことは，自分のiPhoneに自分のアプリケーションをインストールできるってことじゃないの？
違うんだ．無料のSDKは，シミュレータで動くようにするだけだ．自分のiPhoneにアプリケーションをインストールするには，年間$99を支払わないといけない．