※再インストールのときにいろいろ試したら,どうやら,競合しない様子.
※ほかの不具合も怖いので,推奨しない!!ということにします.
※くわばら,くわばら.

XCodeをインストールすると,Rubyが自動的に/usr/bin/rubyにインストールされる.
すると,/opt以下に入るMacPorts経由のRubyと競合がおこってしまう.
これは非常にめんどくさい.
XCodeでデフォルトでインストールされるRubyもいいんだけど,RubyBDBとか,いろいろPortsでインストールしたいものもあるので,MacPortsのRubyを使うことにする.
今までなら,/usr/bin/rubyを/opt/local/bin/rubyのシンボリックリンクにかえて,XCodeの方は無視してもよかったのだが,LeopardからCocoaRubyがあるので,DeveloperToolsの方も考慮しないといけない.
そういうことで,DeveloperToolsのRubyを/opt/local以下のRubyシンボリックリンクでおきかえてみる.
XCodeでインストールされるRubyは,

/System/Library/Frameworks/Ruby.framework/Versions/1.8/usr
/System/Library/Frameworks/Ruby.framework/Versions/1.8/usr/bin
/System/Library/Frameworks/Ruby.framework/Versions/1.8/usr/lib
/System/Library/Frameworks/Ruby.framework/Versions/1.8/usr/share

に入っている.
これを全部リネームしてバックアップする.

/System/Library/Frameworks/Ruby.framework/Versions/1.8/usr/bin.DeveloperTools
/System/Library/Frameworks/Ruby.framework/Versions/1.8/usr/lib.DeveloperTools
/System/Library/Frameworks/Ruby.framework/Versions/1.8/usr/share.DeveloperTools

そして,MacPortsのbin,lib,shareのシンボリックリンクをここに張る.

cd /System/Library/Frameworks/Ruby.framework/Versions/1.8/usr/bin.DeveloperTools
ln -s /opt/local/bin ./bin
ln -s /opt/local/lib ./lib
ln -s /opt/local/share ./share

これでほとんど終わりだが,DeveloperToolsのlibの中身をみると,

libruby.1.dylib
libruby.dylib -> libruby.1.dylib

となっているので,それを/opt/local/libでも設定してあげる.

cd /opt/local/lib
ln -s libruby.1.dylib libruby.dylib

これでおk.
RubyCocoaのサンプルもこれならちゃんと動きますし,MacPortsも使える.えがった.えがった.